もっとも大事な「靴合わせ」
「いい靴はどこで手に入りますか?」とよく聞かれますが、靴は、履く前には良いも悪いもありません。履く人の足に良くあっていることこそ良い靴の大前提で有って・・・
材料、デザイン、仕立て、機能などがいかに優れていても、肝心の足に合わなければ価値がないのです。
情報化社会と言われるようになり、消費者のあらゆる商品に対する知識が豊富になっている中で、日本における唯一の例外は靴だと言われます。
欧米では幼い頃から家庭や学校で、靴について基本的なしつけや教育を受けているのに、私たちはほとんど何の知識も持っていません。歴史の違いと言ってしまえばそれまでですが、わが国では足と靴の関係について正しい認識を持つ人が極めて少ないため、しっかり作りさえすればよい靴が出来る、という思い込みがあるようです。
お客さんはよく「オーダーシューズの方が当然良いよね」とよく言われます。。。
その中で、日本では、女性の間に靴が普及し始めたのは1950年代で、まだ40年にしかなりませんが、この間デザインや値段だけで選び続けてきたせいで、いまや成人女性の90%以上が、足に外反母趾、ハンマートゥ、爪の変形、変色、靴ズレ、タコ、マメ、魚の目といった、靴のよる障害を受けています。
靴が健康面で注目され始めたのは、今から10年ほど前からですが、当時は外反母趾といっても一般の人は勿論、専門の医師でさえごく一部しか知らない病気でした。今では10代の子供にまでその兆候が見られるというのですから、放ってはおけません。
足の病気は正しい歩行をゆがめ、やがては冷え性、膝痛、腰痛、肩こり、頭痛など、全身の様々な不定愁訴に繋がって行きます。
では、足を痛めない、履きやすい靴はどうやって選べばよいのでしょうか?
それは、まず、自分の足の特徴をよく知ることから始まります。足を知った上で、よく合う靴を履いて歩けば、健康とともに美しい脚も保証されることになるでしょう。
その為にも、「シューフィッターがいて」欧米で評価の高い「フィンコンフォートシューズ」を当社は「オーダーメイドインソール」を足裏で合わせた形で、販売しております。