TEL 078-801-4440
【営業時間】10:00~17:00 【定休日】月・火
足に携わる仕事に関わりたいと思うキッカケは、私の足が一般男性よりもサイズが22.8㎝と小さく、合う革靴が見つからず、
いつもブカブカの革靴にティッシュをつま先に詰めて不動産営業をしていた時に遡ります。
それでも、常に靴の中で足が前滑りするので、足の甲や踵を痛め、
痛い中でも歩いて営業を取って行かないとならなかったわけです
が、たまに、スニーカーを履いてくるものなら、
不動産の営業マンが何事かと、上司に叱責される状況がありました。
その中にも、学びや良い事もあり、その時にお世話になって勤めていた
会社の社長(フロンティアハウス前澤さん)に
営業のイロハを教えて頂きました。
特にお客様に無理強いをするような営業はするなと、
リッツカールトンのようにお客様が自然と納得して次も選んで頂ける、
不動産で言う双方納得の取引の重要性を教え込んで頂きました。
今回の靴の事業では、どこの会社もしていない「試し履きの靴で、外で試し歩きが出来る」足に優しいフィンコンフォートシューズ
の試し靴を沢山用意しました。高価な靴だからこそ、購入して後悔しないために、購入前に吟味し、自分の足に合うかどうか
ゆっくり判断が出来るように、事業者ではなくお客様主導の双方が納得できるサービスです。
更に、足の疾患などで予防・緩和するために、オーダーメイドインソールを作る場合があるのですが、医療保険を使うと病院に何度
か行かなければならない為、この昨今のwithコロナ時代の中では難しくなりました。必要なのに届いていない現状があり、全ての人
にインソールを作ることを前提で考えるなら、作業効率が上がる為、事業者負担でオーダーメイドインソールを作ることが出来るよ
う工夫を致しました。たくさんの人にこのドイツ式インソールを知って頂くことが出来ているので、前澤さんが常日頃から仰ってい
た「お客様の期待を超えるサービス」が実践できたのではないだろうか?
それを考え続ける事こそが必要だと思い、当社の事業のクレド(信条)としております。
9年勤めた不動産業退職後は、ドイツのマイスターがいる整形靴の学校に2年勉学に勉め、
卒業後そのマイスターが経営する「マイスターエディ」のお店で更に3年修行を重ね、
2020年6月38歳の時、地元である神戸で創業させて頂くことになりました。
お客様に接する心とサービスは前澤社長、海外から材料の仕入れ方、
最新で質の高い製作技術はマイスターから学ぶことが出来ました。このご縁に感謝致します。
まだ、創業して2年程ですが事業も周りのお客様のお陰で、このコロナ禍の中支えて頂きました。
お越し頂きましたお客様には改めて厚く御礼を申し上げます。
私自身も足と靴で悩んだ身でもあり、少しでも皆様にお役に立てることが出来るように日々精進致します。
そしていつの日か「大きな見たこともない花を咲かせる」と、自分に期待しております。
2022年4月撮影
「マイスターエディ」創業者で有り、現OSMヘルプストの社長であるエドワルドヘルプストマイスター
[通称:エディさん、Mr Perfect human] は、日本の靴業界に一石を投じた、とても偉大で私にとっての師匠でもある大切な存在です。
下記写真は、1994年家族旅行での一幕、「日立の樹」で有名だった木の題材となった場所。
この頃は、実家が靴屋だったから・・・とかではないので、将来靴の仕事をするとは思いもしていませんでした。