🧠「ちゃんと動かしているつもり」なのに、体がうまく動かない理由
― 固有受容器インソールという選択 ―
「ちゃんと動かしているつもり」なのに、
実は体が思ったように動いていない。
そんな違和感を感じたことはありませんか?👣
この違和感は、麻痺がある方・脳性麻痺のある方からも、非常によく聞く声です。
🤔 こんな感覚はありませんか?
- 💪 力は入れているのに、動きがぎこちない
- 🧍 姿勢を意識しても、すぐに崩れてしまう
- 🚶♂️ 歩いているだけなのに、片側だけ極端に疲れる
- ⚖️ フラつきやすく、まっすぐ立っているつもりでも不安定
これらはすべて、「本人の努力不足」ではありません。
❓ よくある質問
「このインソールは、脳性麻痺の人にも向いていますか?」
これは、とてもよく聞かれる質問です。
そして、このインソールを求めて来られる方の多くは、実際に麻痺をお持ちの方です。
結論からお伝えすると――
👉 条件付きで「向いているケースがあります」
ただし、
すべての脳性麻痺の方に同じような効果が出る
というものではありません。
ここが一番大切なポイントです。
🧠 そもそも、体の中では何が起きているのか?
人の体は本来、次のような情報のやり取りをしています。
- 🧠 脳 → 筋肉へ「こう動いて」と指令を出す
- 👣 足裏・筋肉 → 脳へ「こう動いたよ」と感覚を返す
この 行きと帰りの情報交換 があることで、
私たちは無意識にバランスを取り、立ち、歩くことができます。
⚠️ 麻痺がある場合に起きやすいこと
脳性麻痺をはじめ、麻痺のある方の場合、
- 脳からの指令そのもの
というよりも - 👉 体から脳へ返る感覚情報が少ない・偏っている
という状態が多く見られます。
その結果、
- 脳は「動かしているつもり」
- でも実際には
- 使うべき筋肉が使えていない
- いらない筋肉が過剰に働いている
- 体が必要以上に緊張している
という チグハグな動き が起きます。
🧩 固有受容器インソールとは?
固有受容器インソールとは、
脳が「正しく動いているつもり」で出している指令と、
実際の筋肉・関節の動きのズレを
足裏からの感覚刺激によって“再学習”させるためのインソール
です。
👣 このインソールが「しないこと」
- ❌ 筋力を無理に鍛える
- ❌ 姿勢を強制的に矯正する
- ❌ 体を固定する
こういったことは行いません。
✔ このインソールが「していること」
- 足裏の**感覚受容器(センサー)**を刺激する
- 「今の動き、ちょっと違うよ」
- 「ここに体重が乗っているよ」
といった
👉 わかりやすい感覚情報を脳に送り直す
これだけです。
🌱 なぜ「履くだけ」で変化が起きるのか?
固有受容器インソールは、
- パッドの 位置
- パッドの 高さ
- パッドの 硬さ
を細かく調整し、
足裏に“わずかな違和感” を作ります。
脳は、この違和感を放置できません。
「このままだと不安定だな…」
↓
「じゃあ、こう動こう」
と、
👉 無意識のうちに体の使い方を修正します。
これを日常動作の中で繰り返すことで、
- 動きのクセ
- 姿勢や歩行パターン
が、少しずつ上書き保存されていきます。
🧠 脳性麻痺の方に向いているケース
特に変化が出やすいのは、
- 痙直型(軽〜中等度)
- 立位や歩行は可能だが不安定
- フラつきが強い
- 力みや緊張が入りやすい
こうした方です。
実際に、
足裏への刺激によって、フラフラしていた動きが落ち着き、
まっすぐ体を使えるようになるケース を何度も見てきました。
この変化に一番驚かれるのは、
👉 ご本人よりも、ご家族や親御さんであることが多いです。
⚠️ 効果が出にくいケースもあります
- 弛緩性麻痺が強い場合
- 感覚入力そのものが極端に乏しい場合
- 筋力が著しく低下している場合
- 強い拘縮があり、関節可動域が極端に狭い場合
これらは、
インソールの問題ではなく神経学的な限界です。
だからこそ、
👉 誰にでも勧めるものではありません。
🔧 製作の考え方(ドイツで学んだ方法)
日本では体系的に学ぶことができないため、
ドイツで実習を含め、マイスターから直接指導を受けてきました。
製作は、
- フットプリントを参考に
- フィッティングセットで位置決め
- 角を落とし、滑らかに仕上げる
- フォローアップで裏面から微調整
素材には、
- 安定性のあるベース材
- 25〜30ショア/厚さ2〜3mmのEVA(マルチフォーム等)
を使用します。
要は、
👉 足型を取り、必要な場所に、
必要な硬さの材料を貼る
という、非常にシンプルな考え方です。

🖤 写真について補足
- 黒いインソール:
フットプリントと照合し、動きを確認するテスト用

- メーカータグ付き材料:

ドイツから正規ルートで仕入れた
オーソペディック専用マテリアル - コルクベース:
実際に使用する本番用の完成形
表・裏ともに説明通り調整を行っています

✨ 最後に
脳性麻痺があっても、
「動かそうとしているのに、うまく動かない」
その状態には、
まだ整理できていない“感覚情報”が残っている
ことがあります。
無理に直すのではなく、
体が本来できる動きを
もう一度思い出させる。
それが、
固有受容器インソールの考え方です。
そして、
その変化に立ち会える瞬間こそが、
「整形靴をやっていて良かった」と心から思える瞬間です。
📰 メディア掲載・取材実績について
ショーター整形靴工房は、
足と靴の専門性が評価され、これまでに複数のメディアから取材を受けています。
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🗞️ 2024年6月:神戸新聞 朝刊
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📘 2025年6月:雑誌BSタイムズ(亀井京子さん取材)
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📺 2026年2月:関西テレビ「よ〜いドン!」(円広志さんご来店)
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※ 神戸市 靴型装具認定店
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オーダーシューズ・インソールを
補助制度を利用して製作可能です。









