👉 脚長差の基礎解説ページはこちら(クリックでリンク先に飛びます)
※今回の記事は、それぞれの「製作事例」を中心にご紹介しています。
🟢脚長差の製作は「3つの方法」に分かれます 📐
脚長差の製作は、差の大きさや足の状態によって
大きく 3つの方法 に分かれます。
▶︎ 【5〜20mm】インソールで調整する場合
▶︎ 【20mm以上】靴底で調整する場合
※今回の記事では、この内容を詳しく解説しています
それぞれに適した方法があります。
🟡なぜ「20mm以上」は靴底調整が必要になるのか?🧐
脚長差が 20mmを超えてくる と、
インソールだけで高さを補正することが難しくなってきます。
無理にインソールで高さを出そうとすると、
・靴の中で足が浮いたような感覚になる
・踵が不安定になりやすい
・歩行時に別の部位へ負担が移る
といった問題が起こりやすくなります。
そのためこの段階では、
靴の外側(靴底)で高さを調整する方法 が現実的な選択肢になります。
靴底で調整できる脚長差の目安 📏
当工房でご相談が多いのは、次のようなケースです。
・脚長差が 20〜30mm前後
・インソールだけでは違和感が出てしまう
・安定した歩行を優先したい
・仕事や外出で長時間歩くことが多い
この範囲では、
靴底で高さを補い、インソールは安定性の補助として使う
という組み合わせが非常に有効です。
当工房で行う靴底調整の考え方 🔧
靴底調整というと、
「片方だけ分厚い靴になるのでは?」
「見た目が不自然で、人からどう見られるか不安」
こうしたご相談を、当工房では本当によくいただきます。
👀 特に多いのが、
「明らかに片方だけ分厚いアウトソールは嫌だ」
というお悩みです。
ですが、ご安心ください。
当工房の靴底調整は、
外から見てほとんど分からない仕上がり を前提に製作しています。
✔ 高さの出し方
✔ 前後バランス
✔ 左右の見た目の整え方
これらを細かく調整し、
「言われなければ分からないレベル」 を目指しています。

🔵見えない部分にこそ、手間と経験をかけています
当工房の靴底調整では、
既存の靴底を一度カッターで切り分け、再構成する方法 を採用しています。

単にグラインダーで削ったり、
上から別素材を貼り足すだけの方法ではありません。
なぜなら――
足を踏み返したときに、左右で底材の感触が違うと違和感が出る からです。

この「足裏の感覚」は、
履く方ご本人が一番敏感に感じ取ります。
靴底をカッターで切り分ける作業は、
正直に言えば簡単なものではありません。
ですが、
左右で違和感のない歩行感を作るために欠かせない工程 でもあります。
普段は見えない部分だからこそ、
言われなければ分からないところまで手を入れる——
その考え方で製作しています。

🔍 歩行中の後姿から読み取る「調整のヒント」
ここでひとつ、
脚長差を判断する際の大切な視点についてお伝えします。
今回ご紹介している写真では分かりにくいのですが、
**ヒントは「肩の下がり」**にあります。
実は――
肩の高さは、歩行中であっても大きく変化しにくいポイントです。
骨盤は一歩ごとに上下しますが、
肩のラインは体全体のバランスを反映しやすく、
脚長差や左右差がある場合、その影響が出やすい部分でもあります。
当工房では、
・歩行中の後姿
・立位での姿勢
・正面・背面・斜めなど複数の角度
これらを総合的に確認したうえで、
どちら側に、どれくらい高さを補うべきかを判断しています。
👟 調整後の変化(ビフォー・アフター)
その評価をもとに靴の補高(ほだか)調整を行った結果、
調整後の歩行では――
✔ 肩の傾きが軽減
✔ 体のブレが少なくなり
✔ 杖なしで歩行できる状態まで改善しました
これが、
靴の補高(ほだか)調整による変化です。
単に高さを足すだけではなく、
「どこを見て、どう判断するか」が結果を大きく左右します



見た目が気になる方への「柔軟な調整方法」🧩
脚長差の調整は、
必ずしも「すべて靴底で補う」必要はありません。
たとえば、
・20mmをオーダーメイド(靴の内部構造)+10mmを靴底
→ 左右差がより分かりにくく、
見た目に敏感な方でも気になりにくい調整方法
といったように、
お客様の気持ちや生活スタイルに合わせた調整も行っています。
正直なところ、
周囲の人はほとんど気にしていなくても、
一番気になるのはご本人 なんですよね。
「心」も含めて、履いてもらうために 😊
人は、
実際に誰かに言われた言葉よりも、
自分の中で想像してしまった不安の方が、
心に強く残る とも言われています。
「変に見られている気がする」
「また何か言われるんじゃないか」
そう感じてしまうと、
どんなに体に合っていても、
靴は 履かれなくなってしまいます。
だからこそ当工房では、
🗣 足だけでなく、気持ちの部分もしっかり伺う
ことを大切にしています。
※心が納得していない靴は、結局履いてもらえませんからね(笑)
例外ケース|ブーツタイプでオーダーインソールだけで30mm調整した製作事例 👢
実際には、
・ブーツタイプの靴を使って30mm調整
・靴の構造を活かし、左右差を極力目立たせない
といった 例外的な製作事例 もあります。
とはいえ、これは尖足という症状があった方でありました。
👉 ブーツタイプで30mm調整した製作事例写真+解説(後程、ブログに記載予定であります。)
「こんな方法もあるんだ」と、
参考にしていただければと思います。
まとめ|20mm以上の脚長差は「見た目と心」も含めて考えます ✅
20mm以上の脚長差では、
・安定性
・歩きやすさ
・体への負担
・そして 見た目と気持ち
これらを 切り離さずに考えること が大切です。
💬
「靴底調整が必要なのは分かるけど、不安がある」
「できるだけ目立たない方法が知りたい」
そんな方も、
どうぞ安心してご相談ください。
足の状態だけでなく、
お客様のお悩みやお気持ちも含めて
最適な方法をご提案いたします。
📰 メディア掲載・取材実績について
ショーター整形靴工房は、
足と靴の専門性が評価され、これまでに複数のメディアから取材を受けています。
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🗞️ 2024年6月:神戸新聞 朝刊
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📘 2025年6月:雑誌BSタイムズ(亀井京子さん取材)
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📺 2026年2月:関西テレビ「よ〜いドン!」(円広志さんご来店)
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※ 神戸市 靴型装具認定店
※ 障がい者手帳をお持ちの方は、
オーダーシューズ・インソールを
補助制度を利用して製作可能です。


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