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靴のQ&A「靴の正しい脱ぎ履き方法って?(大谷選手編)」

~野球好きなら分かる!スムーズなプレイの基本~

 

野球の試合で、グラウンドに出る時、ベンチに戻る時、スパイクを脱ぎ履きするシーンはよくありますよね。実は、靴の脱ぎ履きも、スムーズなプレイと同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に大切なんです!

例えば、履く時。ただ足を突っ込むのは、ノーサインでバッターボックスに入るようなもの。慌てて履くと、かかとが潰れたり、靴紐が絡まったりして、プレーの前に足元が不安定になってしまいます。まずは、しっかりと靴紐を緩め、履き口を大きく開けるのが基本。これは、バッターがタイミングを取りやすいように、ゆったりと構える準備動作と同じです。

そしてここが重要!日本古来の「つま先トントン」は実は間違いなんです。ヨーロッパでは、かかとを地面にトントンと軽く打ち付け、しっかりと奥まで足を入れ込むのが正しい合わせ方。こうすることで、かかとが靴にしっかり収まり、足と靴が一体となり、プレイ中の安定感が増します。最後に、靴紐を丁寧に結ぶこと。緩すぎると足が動きすぎて怪我の原因になりますし、締めすぎると足が圧迫されてしまいます。適切な締め具合は、グローブを自分の手にフィットさせる感覚に近いかもしれませんね。

一方、脱ぐ時はどうでしょう?疲れてすぐに脱ぎ捨てたくなる気持ちは分かりますが、それはまるで試合終了のホイッスルと同時に道具を放り出すようなもの。靴を長持ちさせるためには、脱ぎ方にも気を配りたいところです。靴紐をしっかりと緩めてから、かかと部分をもう片方の足のつま先で軽く押さえながら脱ぐのがスマート。無理やり引っ張ると、靴の形が崩れたり、かかと部分に負担がかかったりします。丁寧に脱ぐことは、大切なグラブを手入れするのと同じで、次の「出場」に備えるための準備と言えるでしょう。

 

大谷選手に見る、足元のマナー

 

大谷翔平選手が試合後のベンチやロッカールームで、使った道具を丁寧に並べたり、ゴミを拾ったりする姿がよく話題になりますよね。ああいったマナーある日頃の行いは、一つ一つの道具を大切にすることに通じます。

靴も同じです。乱暴に扱えば、昔巨人のマリアーノ・ガルベス投手が審判にボールを投げつけたように、大切な相棒である靴を傷つけてしまいます。そんなことにならないよう、正しい脱ぎ履きを心がけるのは、単に靴を長持ちさせるだけでなく、自分の体を支える大切な足元への敬意。そして、次の一歩を気持ちよく踏み出すための、大谷選手のようにマナーある行いと言えるでしょう。

正しい靴の脱ぎ履きは、足への負担を減らし、靴の寿命を延ばすための基本中の基本。野球の基本プレーと同じように、しっかりと身につけて、快適な「足元」で毎日を過ごしましょう!


ショーター整形靴工房

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